みなさんは怪我をした部分の毛が増えた経験はありますか?
お客様で多いのが、
*帝王切開したところから太い毛が生えてきた・・・
*怪我をしてケロイド化したところから太い毛が生えてきた・・・
怪我をした箇所が必ず毛が生えたり、
増えるということではありませんが、
なぜ毛が増える事があるのでしょうか?
原因は2つ考えられます。
① 毛はバルジ領域という箇所から指令を受け、
毛乳頭部分で血液から栄養をもらい成長しています。
血液からの栄養が傷や怪我をしている箇所に集中します。
怪我の影響で集中した栄養が、毛にも行き渡り毛の成長が促されると言われています。
② 怪我をして毛を作る組織自体が破壊されてしまった場合、本来は毛の再生は難しいのですが、
毛嚢細胞自体ではなく、その周囲を取り囲む皮膚の細胞が毛嚢細胞になったという説もあるとのことです。
すでに皮膚の細胞としての役割を果たしていた細胞が、その役割を変えたのです。
当店では、本人の承諾の上、脱毛の光を当てています!
ケロイド化した傷の跡への光の転射は
熱く感じたり痛みを感じる方もいらっしゃいます。
ただ、光を転射した後は
ケロイド化した傷の凹凸がなくなったり、
赤みがなくなったりしていることが多いです。
ケロイド化した傷は、
治療が難しい上に、体質、年齢、できた場所によって最適な治療法が異なり、
ベテランの形成外科医でも判断に苦慮することが多い疾患と言われています
また、ケロイドを起こすのは未だ原因不明です。
体質によることが多いため、
手術やけがなどの大きな傷だけでなく、
ニキビや虫刺されなどの小さな傷からもケロイドや肥厚性瘢痕を起こすことがあります。
線維芽細胞や膠原繊維の異常ですね。
怪我の箇所への脱毛に関しては、
今のところ当店では、脱毛後
ケロイド化がひどくなるなどほ異常は見られず
それどころか、傷跡が綺麗になっていっているのが現状です。
でも、個人差があるため
全ての方に肌の改善が期待出来ると
そう言い切れるものでもありません。
またケロイド化した箇所の脱毛効果は、
怪我をしていない肌と比べて
時間がかかります。
毛が太くなっているのもあるでしょうが、
線維芽細胞や膠原繊維の異常になっていることも原因の一つでしょう。
形成外科でも難題のケロイド化した傷ですので、治療として行うものではありません。
それらを踏まえて、
ケロイド化したところから毛が生えるのが気になるようでしたら脱毛をしてみるのもいいと思います。
気になることがありましたら、
遠慮なくお問い合わせ、質問等して下さいね!